ゆんフリー写真素材集内の写真はすべて Tomo.Yun 一人で撮影し、整理し、発表しています。
ここでは Tomo.Yun がなぜこのような活動をしているかを書いてみます。
デジタル写真は劣化しません。データを適切に管理し続ければ100年でも1000年でも全く同じ画像を見る事ができます。 だったら20世紀~21世紀にかけての美しい地球を、素晴らしい人々の営みを切り取って、1000年後、31世紀に生まれるであろう子供達の目に届けてあげたい。31世紀の世界がどうなっているか全く想像もできませんが、それでも生まれてくる子供達が居るのなら彼らにこの美しくエネルギッシュな映像をそのまま届けたい。これが私の願いとなりました。
1000年と一口に言ってもこれは40世代分に相当します。小手先のテクニックではたった1世代どころか1年すら持たないでしょう。40世代を超えて伝えられるためには各世代に一人でも「この写真は後世に残したい」と本気で思ってくれる人が出てくる必要があります。
本気で思ってもらうためには最低でも写真を本気で撮って1枚1枚の写真に想いを込めないといけません。もちろん、データとしての価値も最高水準でないとなりません。ですから民生機器の中で最高の機材を使い、妥協なく作品作りをしています。例えば横60,000ピクセルを超えるような他には類を見ない解像度を実現したりするのもこのためです。
もし、これを読まれて私の願いに共感してくれる方が居ましたら、1000年後も子供達の明るい声が響くように、1000年後も持続可能な社会になるように想いをめぐらせていただければと思います。私は無信教、無党派でエコ活動家でもありませんので具体的にこうすればいいというものを持っているわけではありませんが、このままではこの地球や文化は1000年は持たないのではという不安は感じます。持続可能な社会になるように一緒に考えていけたらと思います。
もちろん、直接的にはこの写真サイトがより多くの人に見てもらえるように応援していただけるととても嬉しく思います。
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